計算ミスを減らす勉強方法~勉強方法~
ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
「個別指導塾アップルズ」大阪高槻校 塾長の伊藤です。
今回は新シリーズとして、ブログを見ていただいている保護者様、生徒さんの役に立つように勉強方法を定期発信を始めます!
当たり前と思われることも書くと思いますが、日頃から小中高生の指導にあたっている私の考えを知っていただくことで、何かしら勉強のヒントにしてもらえたら幸いです。
第一回目は「計算ミスを減らす勉強方法」です。
今よりも簡単に算数や数学の点数を上げる方法はズバリ「計算ミスを減らす」ことです。勉強量を増やしたり塾に行く回数を増やさなくても、計算ミスが減ればテストの点数は上がります。早速ですが、このブログを読んだ人は「計算ミスをなくす=成績がグンと上がる」と肝に銘じてください。お願いします。
①計算ミスで点数を落とす人、落とさない人の違い
そもそもどうして子ども達が計算ミスをするかというと、計算を甘く見ているところに原因があることが多いです。(根本的に計算ルールが身についていないというう場合もあります)
言い換えると「自分はミスしない」と思いすぎている、もしくはミスに配慮できていないということです。
たとえば、しっかりした靴を履いて平坦な道を歩いている時に普通は「自分は転ぶわけない」と思いますよね。
でも、下駄を履いてでこぼこ道を歩くとしたら、「自分は転ぶかもしれない」と思っていつもより慎重に歩きませんか?
計算というのは誰にとっても、平坦な道ではなくでこぼこ道を歩くのと同じです。どんな計算でも転びやすいため、気をつけながら進む必要があるのです。
算数や数学の成績がとてもいい人でも計算で間違えることがよくあります。本当によく間違えています。
成績がいい人は、次のようなことを瞬時に行ってます。(ほぼ無意識にできています)
①1回の計算を何回もする。
②1つの計算が進んだ後に、1つ式を戻して確認をしている。
たとえば、27+89という計算問題があったときに、計算ミスを怖がっている人は、116-89や116-27,また、27+89を頭の中で暗算したりして、本当に合っているか無意識に何度も何度も確認しているのです。
「本当にこれで大丈夫かな」「この1つの計算で間違えてないよな」という気持ちで取り組むので、1回目の計算で間違えていたらすぐに気づいて直せるのです。だから、結果的に計算ミスをしていないように見えます。言い換えると、
「途中で計算ミスはするけど、そのミスを自分で気づいて直せることが多いので、最終的な答えはミスしない」ということですね。
ここでお伝えしたいのは、暗算や検算を速くしようとということではありません。
成績のいい人たちは、ミスをすることにおびえているということです。
先ほどの道の例で言うと「自分はいつでも転ぶかもしれないぞ」と思っているからこそ、転ばないような工夫ができるし、転んでもすぐに立ち上がることができるのです。
計算ミスをして誤答してしまう人は、自分は転ばないと思っているし、転んでも気づかないまま倒れたままということですね。
この考えを直すことが、一番手っ取り早く計算ミスを防ぐのに非常に効果的だと言えます!
②計算ミスをしなくなる方法
「頭ではわかっていても、ついつい楽しちゃうし手を抜いちゃう、いつも通りしちゃう」というのが人というものです。計算ミスのことも、頭ではわかっていても気をつけることができないことが多いはずです。
ですので、まずは次のような取り組みをしてみることをおすすめします。
●「自分が絶対に計算間違いしないと思えそうな計算問題を3つ選び、どれだけ手間をかけても、計算ミスをしないで答えを出してみる」
計算ミスをおびえるために1番重要なことは「絶対にこの問題は解けるはず!」という自信が自分自身にあることです。
「正解するかどうかわからないなー」とか「合うかどうかはたまたまでしょ」とか思っているようでは、計算ミスを減らすことはできません。
「計算ミスをするのはすべて自分の不注意で、わかっている通りにやれば絶対に合う!」という自信を持って計算問題に取り組み、そしてきちんと合わせていくことが大事な訓練なのです。
初めはどれだけ時間がかかってもいいですし、途中式をどれだけ書いてもいいと思います。答えを自力で合わせることを優先してみてください。
そして、3問ずつ解いて合っているのであれば、次は6問、9問と問題数を増やしてみて、全問正解を目指していきます。
そうしているうちに、途中式を省いて良さそうなもの、省いても計算ミスをしなさそうなものが見えてくることがあります。
そういうときに、試しに式を省略して解いてみるといいでしょう。
それで間違えてしまった場合、「まだ自分はこの式を省略してはいけないんだな」と思って、しばらくは面倒くさくても式をきちんと書いて取り組むことにしましょう。
計算スピードを上げることは訓練を積んでいくうちに自然とできても、計算ミスを自力で減らしていくことは意識が直らない限りできません。
いくら計算が速くてもミスを減らす意識がない人は「見直しをしない」「途中式を書かない」「検算をしない」などの悪癖が直らず、最後の問題まで辿り着くことができてもいつも80点くらいにしかなりません。
逆に、計算が遅くてもミスを減らす意識がある人は「解いた問題はほぼ必ず合う」という自信があるので、時間内に最後まで問題に辿り着くことができれば、テスト結果を100点に近づけることができます。
以上、計算ミスを減らす勉強法についてお話しましたが、実際にどのように取り組むべきかという詳しい方法や、テストまでの取り組み方が気になる方はアップルズまでお気軽にご相談ください。
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