手を動かして整理する~勉強方法~
ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
「個別指導塾アップルズ」大阪高槻校 塾長の伊藤です。
ブログを見ていただいている保護者様、生徒さんの役に立つような勉強方法のご紹介です!
当たり前と思われることも書くと思いますが、日頃から小中高生の指導にあたっている私の考えを知っていただくことで、何かしら勉強のヒントにしてもらえたら幸いです。
今回は第二回ですが、テーマは「手を動かして整理する」です。
小学生から大学受験生まで、この意識が低いために問題がうまく解けないという場合が多いです。とても大事な意識で、できていない人は普段の勉強で取り入れるべきだと思います。
今回僕が言っている「手を動かす」というのは、メモをする、式を書く、図を描く、グラフを描くということを指しています。
たとえば、算数で文章題の問題文を読んだ時に「つまりどういうことか」とすぐに分からない時があるとします。
手を動かさない子は「うーん」と、頭の中で考えて悩んでいるわけです。
でも、手を動かす子は、わかっていることが可視化されていくので、何をどうすればいいのか見えてくるのが早いわけです。
書く(描く)ものは問題によっても、人によっても違います。
人や袋のイラストかもしれない。
線分図や数直線かもしれない。
ビーカーかもしれない。
道かもしれない。
三角形や四角形かもしれない。
途中式かもしれない。
その状況が自分なりにわかるためには、頭の中だけではなくて視覚的な情報に変えてみて、分かる数値や関係を書き込んでいくのがいいのです。
現時点でテストの点数がいい子でも、この取り組みができない子はいつかつまづくことになります。
そうは言っても、この取り組みは大半の中高生ができていません。
どうして子ども達は式を書いたり図を描いたりして理解しようとしないのかというと、そんなこと教えてもらったこともないし、教えてもらったとしてもめんどくさいし、そのメリットを実感できていないし、わかっているけど失点自体を恐れていないからやらないんですね。
テストのように、誰のアドバイスも得られずひとりで問題に挑まないといけない時に。その取り組みが習慣化してできるようになっていなければ「頭の中で考えて解くのには無理がある問題」を解くことはできません。
中学生の受ける五ツ木模試や実力テスト、高校入試の問題は「頭の中で考えて解くのには無理がある問題」がちらほら含まれていますので、わからずに解けないのも当然というわけです。
最近の指導では、方程式の利用や小学生の算数の文章題、高校数学ⅠAの図形の指導で同じような話をしました。
自分で一人で習慣化するのは難しくても、大人が気にかけるとできるようになっていくケースは多いので、ご家庭でお子さんの勉強をみている保護者様は、手元を注意深く観察するのが大切だと思います。
◆無料体験授業申込受け付け中◆
主に南平台小学校、阿武野中学校、阿武山中学校、近隣高校の生徒さんに通塾いただいています。詳細はお気軽に校舎までお問い合わせ下さい(*^_^*) お待ちしております。
🍎個別指導塾 【アップルズ】大阪高槻校 🍎
〒569-1042 大阪府高槻市南平台4-3-2(1F)
📞Tel&Fax 072-668-2653