良くなっているのに自信が持てないケース
ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
「個別指導塾アップルズ」大阪高槻校 塾長の伊藤です。
先日、中学3年生の生徒さんと学習コンシェルジュの話し合いをしていた時のことです。
夏前に入塾してくれたその子は、自習に来るようになったし、丸付けなどの取り組みも良くなったし、もちろん勉強時間も増えたし、提出物の対応も早くなっているし、前期期末テストが終わってすぐに実力テストに向けた勉強を始めているし、この3ヵ月で褒めてあげたいところだらけで過ごしています。
もちろんその日も「最近もよく頑張っているね」と声掛けするところから始まったのですが、表情が明るくないのです。
体育祭などもあって疲れているのかな、嫌なことでもあったのかなと思って話を聞いてみると、
「先生…僕って伸びてますかね?なんか伸びている気がしなくて」と言うのです。
「いや、めっちゃ伸びてるやん!」とすぐに言いましたが、
その言葉を聞いて、その子がそのような思いを持っていることに対して申し訳ない気持ちと、どうしてそんなに自信がないのかなという気持ちが湧いていました。
前期期末テストは前期中間テストに比べて5科目合計で50点以上上がっていますし、上記の通り、勉強への取り組みはめちゃくちゃ良くなっています。
自信を持てない理由なんて一つもないと思っていました。
その日のコンシェルジュでは
①誰がどう見ても君はめちゃくちゃ良くなっている。この調子でいけば高校生になってもしっかりやっていけるし、継続して取り組んでいこう。自分の頑張りに自信を持っていい。
②少し高めの目標を立てて、それをクリアしていること自体がとてつもなくすごいこと。当たり前にできることじゃないから誇っていい。
というような話をしましたが、後でその子が伸びている実感がない原因を考えてみました。
考えて末に行き着いた答えは、「人は、自信のない分野では、実力なのかたまたまなのかよくわからない」のではないかということでした。
自分が得意でないことで、自分なりに努力していい結果が出たとしても、「自分はできるんだ!」には繋がらないのです。
勉強時間を増やしたり、テストでいい点数をとったりしたとしても【平均点が高かった、皆できていた、問題が簡単だった】などの理由で、自分の成果として受け止められないケースがあるのだと思います。
以前、頑張らないと悔しい気持ちは生まれないというお話をブログ(勉強の質を上げる指導のコツ)に書きましたが、【テストの良い結果は頑張ったことが原因で引き起こされた結果】なのだと、もっと自覚してもらえるようにお話していきたいと思いました。
自分はできると思えるようになると楽しくなりますし勉強へのストレスが減っていきますからね。自信を持つと良くなることが多いです。
まだまだ導き方に課題があるので精進していきます!
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