アップルズが学習管理を大切にする理由~その2~
ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
「個別指導塾アップルズ」大阪高槻校 塾長の伊藤です。
前回の続きです。
宿題というのは、学校でも塾でも出されるものですが、たとえば次のような形で子ども達に処理されます。
①問題を解くときには答えを見ず、こまめに丸つけをして、解答解説をよく読み、分からなかったところがどこかチェックをして進める。
②とりあえず解けるだけ解いて、ある程度進んだら丸つけをして、間違っているところは赤で答えを書く。
③教科書やプリントを見ながら、答えとなりそうなところを見つけ、その言葉や文を写してから丸つけをする。
④答えを見ながらそれを写して、あとでまとめて丸をする。
①はとても理想的な解き方ですが、とにかく疲れます。丁寧にやっていたのではなかなか進まないですし、その目的に納得をしていないと、このように取り組むことができません。
②③は一見良さそうなやり方に見えなくもないですが、できるようになるやり方ではありません。中学生で言うと5科目合計が250点~300点くらいの子はこのようなやり方をしている子が多いです。
④は、たとえば提出期限が迫っているとか、難しすぎて一人で解ける気がしない子がやってしまうことが多い方法ですが、ほとんど効果がないので、宿題をやったうちに入りません。
アップルズの指導では①を理想としますが、②でも③でも、まず時間をとってやってくることを褒めてあげています。しかし、もちろん②と③のやり方では問題があるということを理解した上で、指導を進めていきます。
宿題は、100人いたら100通りのやり方や効果があって、出題した側の狙い通りの効果が出ているのか、見ただけではわからないのです。
だから、よくない宿題のやり方をしている場合は特に、定期的な確認テストや、正しいやり方を根気強く指導する必要があると考えています。
宿題をやってこない子に対して「やってきなさい」と叱るのは簡単ですが、効果の薄いやり方をしてきてしまった子を指導する方法は簡単ではありません。その子は勉強時間をしっかりとり、問題に取り組んでいるように見えてしまうからです。
そのような場合、勉強のプロが宿題のやり方や効果をしっかりと見極め、どうしてそのやり方では良くないのか話をし、正しいやり方ができるようになるまで指導をして見守ることで、少しずつ改善するのです。もしその点に触れずに過ごしたならば、自分自身で気づくいつかその時まで、誰にも教えてもらえずに時間を過ごすことになります。
「勉強時間をとっているのに成績が上がらない」「勉強の仕方がわかっていない」という保護者様のお悩みは、大体そのあたりの指導が原因だと思います。
前の記事にも書きましたが、
プロの指導者に、「この問題集をここまでやってくる」と学習内容を決めてもらい、日頃の学習がきちんとできているか評価してもらうことで、子ども達の勉強のレベルはみるみるよくなっていきます。
どんないい授業や教材があったとしても、子ども達が自分で学習する時間や内容に手を加えない限り、それは子ども任せの勉強と言わざるを得ません。
成績や学力を上げるには、勉強内容を教えるのではなく、正しく学習できているか管理をしてあげる方が重要なのです。これが、アップルズが学習管理を大切にする理由です。
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