自分の弱点と向き合っている塾生が偉い！

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「個別指導塾アップルズ」大阪高槻校　塾長の伊藤です。

アップルズには「学習コンシェルジュ」という、塾長とのお子さんで定期的に面談・相談をする取り組みがあります。

「目標は○○だよね」「最近のいいところはここで、課題はここだね」といった感じで、現状を一緒に確認しつつ小さな約束ごとを決めていくのですが、これがお子さんの行動や習慣を変えるのにとても効果的だと感じています。

そもそも、塾の先生と一緒に決めた約束ごとを守ろうとしてくれるだけでとても嬉しいのですが、その行動を継続して、習慣化している子を見ると尚のこと感動します。

たとえば、阿武野中の3年生では「週に2回自習にくる」や「授業がない日に自習に来る」と決めている子（YくんとかOさんとか）がいるのですが、ルールを決めてから1ヵ月、頑張って自習に来れています。

ルールを決めたきっかけは、自律（自分をコントロール）する力に不安がありそうだからでした。

ちなみに、大人が一方的に決めたわけではないです。お子さん本人と話をして、想いや考えを聞きながら約束を決めました。

何も決めなかったらできなかったことが、約束を決めたらできるようになっているのはすごいことですよね。

お子さん自身も「このままだとまずい」とか「家にいたら時間を無駄にしちゃうかも・・・」と思っているからこそ動いてくれてるんです。

自分の弱いところと向き合ってないとそんな行動はできませんので、人として本当に偉いと思います。

保護者様とのお話では「我が子は危機感がない」「勉強に対してやる気がない」と心配なさっている声を聞くことがあります。（とても頻繁に）

でも、多くのお子さんと接していてわかるのは、ほとんどの子は「勉強やばい！」と思っています。

このままではまずいと思っているけど、あまりやりたくないんですよね。ダイエットみたいな感じでしょうか。

子どもですからやりたくないことは、本人に任せていたらやらないのはある程度予想できます。

でも、そんなことは大人が配慮してあげれば解決することであって、自制・自律できないから悪い！なんてことはないんです。

お子さん自身はは「やらないと！」と思っているわけですから、その気持ちと行動を結びつけるきっかけを与えてあげることが大事です。

そうすることによって、大人が怒らなくて済み、お子さんも怒られなくて済み、お互いに気が楽になるんじゃないかなと思っています。

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