スマホ利用ルールの作り方
ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
「個別指導塾アップルズ」大阪高槻校 塾長の伊藤です。
最近の学習コンシェルジュでスマホの使い方についてアドバイスをしました。
多くの中学生は自由に使っているようですが、スマホの誘惑や勉強の邪魔する効果は本当に大きく、取り扱いにはとても注意が必要です。
今回は、ご家庭におけるスマホ利用ルールの流れをご紹介させていただきます。
スマホについてのこちらから➡アップルズ通信
スマホルールの一番のポイントは『スマホを自由に使えない』ということをお子さんに認めてもらう必要があります。
その誘惑の強さから、今まで自由にしていたものに制限をかけることは、大きな反発を起こすことになるでしょう。
しかし、大きな反発を起こすということは、それだけ既に依存してしまっている証拠だと思います。
自分ではコントロールできていると思っていても、いつの間にか時間や体力を奪われてしまっている可能性があるのです。
『テスト前に勉強を頑張っている。いつもより勉強している。でも成績が上がらない』というケースでは、スマホの悪影響が原因ということが考えられます。
スマホの使い方ルールは、保護者様とお子さんとの約束ごととして設定します。
以下の流れは保護者様の立場でご確認をしていただければと思います。
①日頃の時間の使い方、スマホによる悪影響があるかどうかお子さんに確認する。
ここで同意できない場合、ルールを決めても「大人の押し付け」になり不満が溜まります。スマホの使い方に問題がないと思っていれば、そもそもお子さんはルールを決めることに納得をしていないはずなので、すぐにルールを破ることになります。
時間がかかったとしても、ルールを決める大前提に同意を得ておく必要があるのです。
②お子さんがスマホを使いたい気持ちを理解し、同調する。
楽しいこと、興味のあることに取り組みたいのは悪いことではないです。
大人だって楽しいことは好きなので、この気持ち自体を否定することはできません。
しかし、節度を守れないとまずいという話をしましょう。
③無制限に使えること自体が良くないということを伝える。
ご家庭のよくあるルールで「やることをやったら使っていい」というものがありますが、これはあまりよくないと思っています。
スマホの使い過ぎによる体調悪化が防げないからです。
スマホを使う時間は土日、平日問わず制限があるべきで、その時間を超えて使えないようにしなくてはいけません。
そもそも、無制限であることに問題があるので、その点で同意を得ることに努めましょう。
④実際にお子さんが守れるルールを相談しながら決める。
いよいよルールを決めることになりますが、たとえば「テスト2週間前から一切使用禁止」とした場合、それがお子さんにとってストレスになりすぎないか考えます。
強いルールだと、結局守れずある程度納得できる長さ、最低限満足できる内容で決めるのがよいでしょう。
⑤家族の協力が必要な場合、それもルールに組み込む。
お子さんだけが守るルールではなく、家族が一緒に守れるルールを作ると持続しやすい傾向にあります。
たとえば【テスト前は保護者様も何かを我慢する】【使わない時は保護者様にスマホを預ける】【お子さんが勉強中はテレビをつけない】などです。
⑥ルールが守れなかった時は、もう一度ルールを作り直す。
ルールが守れないことが悪いのではなく、守れるルールを作れなかったところに問題があると考えます。
そもそも制限することに自体に納得できていなかったり、ルールが厳しすぎたり、工夫が必要な場合もあります。
目的は「スマホとうまく付き合うこと」ですので、違反をとがめること自体にはあまり意味がないと考えましょう。
※そもそも自制が難しいからルールを決めています。
いかがでしょうか。もしお子さんのスマホに触れる時間が短くなり、怒らなくても勉強時間が増えるとしたら理想的だと思いませんか。
スマホとの付き合い方改善はその第一歩です。
ルールは、上手く行動できるような工夫の一つです。
アップルズの指導もそうですが、約束を破ったとしても厳しい罰則を与えるのではなく、狙い通りの効果が出なかったことを見直し、「次はどうするか」と一緒に考えていくことがお子さんの行動や習慣を変える上で大事だと思っています。
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